上旬は1日〜10日、中旬は11日〜20日、下旬は21日〜月末です。10日ずつ3つに区切った呼び方で、下旬だけは月の日数によって10日間または11日間(2月は8〜9日間)になります。
上旬・中旬・下旬は何日まで?
| 呼び方 | 読み方 | 期間 | 日数 |
|---|---|---|---|
| 上旬 | じょうじゅん | 1日〜10日 | 10日間 |
| 中旬 | ちゅうじゅん | 11日〜20日 | 10日間 |
| 下旬 | げじゅん | 21日〜月末 | 8〜11日間 |
上旬と中旬はどの月でも必ず10日間です。下旬だけが月の長さに左右されます。
| 月の日数 | 下旬の期間 | 日数 |
|---|---|---|
| 31日の月 | 21日〜31日 | 11日間 |
| 30日の月 | 21日〜30日 | 10日間 |
| 2月(平年) | 21日〜28日 | 8日間 |
| 2月(閏年) | 21日〜29日 | 9日間 |
「旬」は10日という意味
3つに共通する「旬(じゅん)」という字が、10日間を表します。上・中・下はその位置を示しているだけなので、「月の前の10日・真ん中の10日・後ろの残り」と考えると覚えやすくなります。
この区切りは慣用ではなく、国語辞典に明記されている定義です。上旬は「月の1日から10日までの10日間」、中旬は「月の11日から20日までの10日間」、下旬は「月の21日から末日までの間」と記載されています。
「9月中旬」は何日ごろ?
月名を付けても区切りは変わりません。「9月中旬」なら9月11日〜20日です。
- 9月上旬 → 9月1日〜10日
- 9月中旬 → 9月11日〜20日
- 9月下旬 → 9月21日〜30日
ただし会話や案内文では、厳密な日付ではなく「そのあたり」というおおよその意味で使われることがほとんどです。「9月中旬にお届けします」と言われた場合、15日前後を想定しつつ、前後に数日ずれる可能性を見ておくのが実際的です。
納期や案内で使うときの注意点
- 期限を確定させたいときは使わない。「10月上旬までに提出」では、相手が10月1日と受け取るか10日と受け取るかが分かれます。締め切りは「10月10日まで」と日付で示します。
- 下旬は月によって長さが違う。「2月下旬」は8日間しかなく、「1月下旬」の11日間とは3日ぶんの差があります。
- 受け取る側は遅いほうで見積もる。「上旬に発送」なら10日ごろに届くつもりでいると、行き違いが起きません。
似た言い方との関係
| 言い方 | 指す時期 |
|---|---|
| 月初め・初旬 | 上旬とほぼ同じ。初旬は上旬の別名 |
| 月半ば・月の中盤 | 中旬とほぼ同じだが、15日前後を指すことが多い |
| 月末 | 下旬の中でも、特に最後の数日 |
| 今月末 | 当月の最終日に近い時期 |
「初旬」は上旬の言い換えとして辞書に載っており、意味は同じです。一方「月半ば」は中旬より狭く、15日前後を指す感覚で使われます。
例文
- 新製品は4月上旬に発売される予定です。
- 面談は5月中旬をめどに調整します。
- 請求書は毎月下旬に届きます。
- 7月下旬は31日まであるため、実質11日間ある。
- 2月下旬は日数が少ないので、締め切りに余裕がない。
まとめ
- 上旬=1日〜10日、中旬=11日〜20日、下旬=21日〜月末。
- 「旬」は10日の意味。上旬・中旬は必ず10日間、下旬だけ8〜11日間と変動する。
- 「9月中旬」のように月名を付けても区切りは同じ。
- 実務ではおおよその時期を指すため、確定した期限には日付を使う。